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著者 鈴木伸元
発行 幻冬舎 2010-11-30 第1刷
価格 740+税 (ブックオフ 105)
ISBN978-4-344-98194-2
被害者家族の支援はもちろん必要であるけれど、加害者家族の支援も必要であるという話。
犯罪が日本と比べ物にならないくらい多いアメリカと単純に比較が成り立つのかわからないけれど、加害者の家族に励ましの手紙が届く文化と匿名掲示板に家族まで同罪のように書き込まれる文化でどちらが選択するべき道なのかと。
実際問題自分が加害者にというのは考えにくいものの、いつ交通事故を起こして他人の命を奪ってしまうかわからないわけだし、子供が道を踏み外さない秘法を知っているわけでもない。
突然の悲劇を受けた被害者をほっておいていいわけはないのだけれど、心の傷つき具合は加害者側の家族にも発生し、さらにはそれが新たな悲劇を生まないとも限らないことを覚えておかなければいけない。
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